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ち、遅刻した…

やっぱり遅刻か(汗)
疲れとかストレスとか女の子デー直前の眠気に負けました・・・

てかねーもーほんと心置きなく創作したいです・・・
ストレスからも解放されたい(まじ)

うさ誕用に書いたつもりです。
でも、ちょっと続くかも。
中身は未来型。ヴィーナスのウラヌスに対する嫉妬みたいな感じでしょうか。

短いですが、お楽しみ頂ければ幸いかと思います。

では、続きよりどうぞです!



醜いとわかっていても・・・



こんこん

執務室のドアがノックされたのを聞き、大きなガラス製のテーブルに座っていた女性は顔を上げた。

「お入りなさい」

「失礼致します。報告書をお持ちしました」

入ってきたのは、オレンジ色を基調とした戦闘服を身に着けた金色の髪の女性。

彼女の名はセーラーヴィーナス。
金星を守護に持つ守護戦士。
訪れた部屋の主、クリスタルパレスの女王――ネオ・クイーン・セレニティを守護する4戦士のリーダーである。

「ありがとう、そこに置いてもらえますか?」

クイーンの言葉に頷くと、彼女はテーブルに向かって左端に持ってきた書類を置いた。
反対側にはすでに決算、目通りの済んだ何十枚もの書類。

仕事は滞りなく進められているが、その内容は膨大な量の書類作成や判を押す作業が殆どで。
週に一度の定例会議に他国との会合、会食…その合間をかいくぐり、愛娘スモール・レディの様子を見たり、話を聞いたりと就寝時間はいつも日を跨いでから。
不穏な空気を感じたと報告があれば現地へ赴くこともあり、その行動力は以前となんら変わらない。

失礼します、と頭を下げて退室しようとして、はた、と動作を止める。

「どうかしましたか? ヴィーナス?」

首を傾げるクイーンに、彼女は顔を上げて微笑んだ。

「忘れるところでした。
 先程ウラヌスから通信室に連絡がありまして、」

がたん!

突如、音を当てて立ち上がったクイーンを横目に、ヴィーナスは言葉を続ける。

「これからネプチューンと定期報告に上がるので、門―ゲート―を開けておいて欲しいとの――――」

「ありがと、ヴィーナス!」

バタン!

止める暇すらなく、普段決して走ることのない女王は慌しく執務室を出て行った。

響くのはヒールの高く、澄んだ音。
どこかで転ばなければいいけれど、と一人ゴチてヴィーナスはそっとため息をついた。

ウラヌスたち外部太陽系の戦士は今、自らが守護する惑星でこの地への敵の襲来を阻んでいる。
無論パレスを訪れ、稀に何日か過ごすこともあるが、その際には専用の門―ゲート―を通過する必要がある。
その門の鍵となっているのがクイーンのロッドから発せられる力。

ここ何年か、クイーンはウラヌスたちからの、いや正確にはウラヌスからの通信に敏感になっている気がする。
自分の思い違いなら良いのだが、あんな風に飛び出されてはなんとなく寂しさを感じずにはいられなかった。

ぱたん

主の消えた執務室の扉を閉じ、顔を上げたそこには、火星を守護に持つセーラーマーズの姿。

「なーんかすっごい勢いで走っていかれたわよ?」

「知ってるわ。……あーあ……なーんかウラヌスたちが羨ましい……」

「はぁ? なに言ってるのよ!あたしたちは毎日クイーンと平和に過ごしているのに比べて、ウラヌスたちは遠い惑星―ほし―でずっと戦い続けてるのよ?」

拗ねたように口を尖らせるヴィーナスをマーズが嗜める。

わかってはいるが、あんなに顔を輝かせ、ドレスの裾を翻されては……

「我慢なさい。彼女たちだって以前のように傍でお遣えしたいのを耐えているんだから」

マーズの言葉を聴きながらもため息をつくヴィーナス。

今頃クイーンはパレスの最上階―祈りの間―でロッドを翳し、ウラヌスたちの帰還をいまや遅しと待っていることだろう。
まるで初恋を知った少女のような笑顔と共に。
そんな姿を思い浮かべるだけで何やら嫉妬心のようなものが湧き上がってくる。

前世からのウラヌスを知りうる限り、クイーンへの――うさぎへの忠誠心は…守護する心は真実で。
その想いがクイーンを守護するセーラー戦士の中で誰より強いのは間違いない。

だとしても…リーダーとして、クイーンの傍に仕える者として、絶対に譲れないのだ。

例えこのプライドが醜い想いなのだとしても。

「そんなこと、わかってるわ」

ヴィーナスは表情を硬くしたまま髪を揺らし、パレスの奥へと歩みを進めた……―――――


end?


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