スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大変お待たせいたしました。


3しゅうねん創作がまだ出揃いません(だめじゃん)
あうー、お待たせ致しまして、大変申し訳ございません!
仕事忙しくてうPが間に合わない状態で(汗)

ネタがご降臨されても書く手が追いつかず、中途半端なものを書くのも嫌だったので、
こんなに遅くなってしまいました・・・

頑張ってはみたのですが、どうでしょう・・・
久しぶりに書いたので、変だったらごめんなさい。
ぞろびんどんとこい!な方は下記より、お楽しみいただければ嬉しいです!





なにげない風景




それは、なにげない日常の一コマだった。


いつも通りの時間に。


いつも通りの場所で。


いつも通りの朝食の風景。


次々と口の中へ食べ物を詰め込んでいくルフィに対し、皆は自分の分を守りながら各々のスピードで食事を進めていく。

しかし彼の伸びる腕はちょっとした隙を突いてくるので、油断がならない。
大抵犠牲者はウソップだが、時折ブルックやフランキーも狙われることがある。

そんな中。

「ゾロ」

騒がしい仲間たちとは対照的に物静かな考古学者は、ルフィの襲撃をかわしつつ緑頭の剣士に声をかけた。

その手には黒い蓋の醤油差し。

「ん。わり」

「あ、」

「ほらよ」

「ありがと」

醤油刺しを受け取った寡黙な男から、代わりに差し出されたのは透明な小瓶に入った塩。

まるで、そこだけ切り取られた空間であるかのように2人はごく短い会話を交わし、また食事に戻った。

と、ふとゾロが顔を上げた。

正面に座るロビンの顔をなにげなくじっと見つめている。

すると、その視線に気付いた彼女も顔を上げた。

「どうかしたの?」

「お前、こっち食え」

差し出されたのはゾロの前に用意されていた大根おろし添えの卵焼き。

対してロビンはとろりとした半熟スクランブルエッグに燻製されたソーセージ、大まかに千切られたレタスとプチトマト。

驚いたように瞳を瞬かせた彼女だが、「ありがと」と微笑んだ。

「ちょおぉぉぉぉっと待ったぁっ!」

「るっせぇな…」

「どうしたのよ、サンジ君…」

「だってナミすわん!」

鬱陶しげに眉を顰めるナミに、涙ながらに訴えたのはこの船の料理長。

折角個人に合わせて用意した料理を取り替えられるなど、用意した人間として立場がない。

どういうことか説明しろと言いたいのだ。

「……ひょっとして胃が悪ぃんじゃねぇのかと思っただけだ。ごっそさん」

「え?」

いつの間に食べ終えたのか、手を合わせて立ち上がったゾロの言葉に、それまで食事の取り合いをしていたルフィたちの喧騒までもがぴたりと止んだ。

「ロビンちゅわんっ!なんで言ってくんなかったのぉっ!」

「え、」

「ホントなのっ!? ロビン!」

「いえ…そんなに大したことないのよ。
 昨日調べものをしていて夜遅かったから……」

「ホントに大丈夫なのか?」

見上げてくるチョッパーにも小さく頷くロビン。

その笑みに不自然なところはない。

むしろいつも通りな気がするが、どこが違うのだろう。

チョッパーが首を傾げていると、隣からナミが肘でつついてきた。

「どうしたんだ? ナミ」

「ね、何が違うか解る?」

こっそり話しながら、ちらりと玉子焼きを咀嚼しているロビンを盗み見る。

しかし、まったくと言って良いほどわからない。

そうこうしている間に背後でぱたり、とドアの閉まる音。

「「あ」」

我に返ったナミと振り返るが時既に遅し。

疑問の種をばら撒いた張本人は姿を消していた。

すぐに後を追いたかったが、食事を残してこの場を離れようものなら料理長のサンジに海に蹴り落とされる。

慌てて残っていたご飯と玉子焼きを大根と油揚げの味噌汁で流し込む。

「ごっ、ごちそうさま!」

「あっ、チョッパー!ゾロ捕まえたら訊いといてよっ!」

「わかったっ!」

ぽてぽてぽてっと小走りでリビングを出る船医。

しかし、やはりと言うべきか剣士の姿はない。

きっとどこかで寝るつもりか、見張り台でトレーニングのどちらかだろう。

昨日の見張りはゾロではなかったはずだが、彼の場合はいつでも何処でも猫のように寝る。

ただ、人の気配には本当に鋭く、いざ戦闘となると瞬時に反応して起き上がる。
サンジではないが野生の獣のようだ。

そんなことを考えつつ、見張り台や男部屋を覗いてみたがいない。

「う~~~~困ったなぁ…何処行ったんだぁ?」

頭を掻きつつ当てもなく歩いていると、

「どうしたの? チョッパー」

「あっ!ロビン!ゾロ見なかったかっ!?」

救世主発見!とばかりに飛びつくと、目を丸くしたものの優しく受け止めてくれた。

かくかくしかじか、事情を説明すると、

「図書館は探した?」

と意外な場所を教えられた。

ゾロが?

と、今度はチョッパーが目を丸くする番だった。

「あの場所、誰にも邪魔されず寝るには最適だって彼が言っていたのよ」

私も調べものがあるから一緒に行きましょ。

微笑む考古学者に連れられて図書館へとむかうと。

「あ」

「ふふっ、ほらね」

「なんだ2人揃って調べモンか?」

若干寝ぼけた様子でベンチから体を起こす剣士の姿がそこにあった。

「チョッパーが貴方を探していたようだったから」

それだけを言うと、ロビンは棚から本を取り出し机にむかってしまった。

仕方なく、チョッパーは尻込みしながらゾロの隣に座った。

「なんかあったのか?」

「なっ、なぁゾロ」

「あ?」

「さっきさ…なんでロビンが調子悪そうだってわかったんだ?
 俺、船医なのに全然わかんなくてさ…べっ!別に悔しいとかじゃないんだけどさ…」

だんだん小さくなっていく声。

そこから何か感じ取ったのか、ゾロは頭をガリガリ掻きながらため息をついた。

呆れられただろうか、と不安になって見上げるチョッパー。

しかし。

「昨日コイツ寝たの夜中の3時過ぎだったからな」

顎で椅子に座っている彼女を差しながら、ゾロはダルそうに言い放った。

「へ? な、何で知ってるんだ!?」

「お前は先に寝ちまったから知らねぇのも無理ねぇが、当番だったウソップの奴、昼間の戦闘で疲れきってたみてぇだったから俺が代わったんだ」

「そっ、そうだったのか…」

ちっとも知らなかった。

驚いていると、本を開いていたロビンが顔を上げてこちらを向いた。

「ごめんなさいね、ゾロ。心配かけて」

「こっちこそ悪かったな。あんまり遅ぇから転寝でもしてんじゃねぇかと思ってな」

「ふふっ、でも貴方があんな時間まで起きていたなんて思わなかったわ」

「抜かせ。図書館の明かりは消えねぇわお前は降りてこねぇしで寝るどころじゃなかったって言っただろうが」

「つい夢中になってしまったのよ」

彼女が図書館でもたどり着いた島でも、調べものに没頭するあまり時間を忘れるのは良くあること。

新世界に入ってますます興味深い史実があるらしく、時折目の下に隈を作っている。

遺跡探索に出掛けるロビンにはストッパーという名のお目付け役が必要なくらいだ。

実際チョッパーも薬草摘みを手伝ってもらいながら、歴史に関連するものならなんでも興味を惹かれてしまうロビンを止めたことが何度となくある。

目の前の男も経験者のひとりだ。

だからこそ心配したのだろう。

「ありがとう。気をつけるわね、ゾロ」

「ったく、しょーがねーな…今日はまともな睡眠取れよ?」

あ。まただ。

目の前で苦笑する男の表情に、チョッパーははっとなった。


『愛しい』


そんな想いが伝わってくるような顔。

そしてロビンの心に応えるように微笑している。

見ているだけで、こちらがドキドキする。

こういう時、いつも此処にいてはいけない気がする。

まぁ、目の前の2人は気づいていないだろうが。

もう少し此処にいたいが、折角いい雰囲気なのだし退散しよう。

そう思って、チョッパーはベンチからぴょこん、と降りた。

「俺、部屋に戻って調べ物の続きするよ!寝てたのにごめんなっゾロ!」

「おー、気にすんな。熱心なのはいいが、おめぇもほどほどにしろよ」

念を押すような言い方に、ぎくりと心臓が跳ね上がる。

そこへ、ロビンまでもが「そうね」と言いながら本を閉じた。

「最近行き詰まってて大変みたいだけど、気をつけてね?」

「わ、わかってるよ!てか、ロビンも無理しちゃだめだぞ!」

「えぇ。わかったわ」

ぱたん。

「ったく、いきなりなに言い出すかと思ったら…」

「ふふ、ナミに頼まれて必死で探していたのよ、あの子」

「ナミのやろう…」

余計なことを。

いつもはそんなことなど気にしないくせに、と苦い表情のゾロ。

「ふふ。最近私たちのこと色々と気にかけているみたいよ」

「げっ、マジかよ」

ただでさえうるさいのがこの船にはいると言うのに、これ以上彼女との時間を邪魔されるなど溜まったものではない。

ゾロは隣に腰を下ろすロビンの肩にもたれつつ、面倒そうにため息をついた。

「珍しいわね、ゾロ」

くすくす笑う彼女はどこか嬉しそうだ。

「疲れてんだよ、どっかの誰かさんが夜更かししやがるから」

「あら、それはごめんなさい?」

「ホントにわかってんのか? この考古学者さんはよ」

「いたいわ、ゾロ」

眉間に皺を寄せたゾロに鼻を抓まれ、少しだけ困ったように苦笑するロビン。

しかし、彼はわかっていた。

こんなことを言っても無駄だと。

歴史に全ては彼女の夢に繋がっている。

それは自分が剣技を磨いた先にある“なにか”を求める気持ちと似ている。

夢へ想いは尽きることがないことは、良くわかっている。

だが、それとこれとは話が別だ。

「無理すんなよ。先はまだ長ぇんだ」

「えぇ。そうね」

なら私も少し休もうかしら、と体重を預けてきた恋人に少し驚きながらも、彼女が楽なように態勢を整える。

穏やかな日差しの中、2人は幸せな気持ちのまま睡魔に身を委ねた。

そんな様子を、ドアの外から先程出て行ったはずの船医が見守っていることも知らずに。

しかし、チョッパーは知らない。

知らなくていい事実があるということを。

今朝、ゾロがロビンの調子の悪さを見破ったのは、昨夜の夜更かしを知っていたからだけではないのだ。



“言えるはずないわよね”



“当たり前だろうが。お前の目覚まし代わりのキスを受けたときに、お前の唇が熱っぽかったからなんてな”


fin


====================================

やっちまいましたよ。
会話が少ないわりに通じ合ってる2人が書きたかっただけです。はい。
そして、その中でちょぱが一緒だともっといいなと思って、登場させてみたです。

この3人の日常会話は親子っぽいのが多いと思ってます。
アニメでもそんな感じしますし。
あーもー、ぞろとろびん、本誌早く合流しないかなー

そろそろ朝晩寒くなってまいりましたので、皆さまも体にお気をつけてくださいねー



関連記事
スポンサーサイト

<< 折角なので、第2弾。 | ホーム | 3しゅーねーん!! >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。