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はるかさん!おめでとうございまっす!


ま、間に合うんでしょうか。

てか間に合って。今日だけは。

はるかさん、誕生日おめっ!って気持ちだけは込めてみた。
でも、本文ではるかさんあんまり出てきません。ごめんなさい。

あとで思いっきりいちゃこらしてください。

ベースははるうさ。
火川神社にてみんなで勉強会な風景を書いてみました。

なんでもおkな方は、続きよりどぞ。






“内部戦士たちの悩み。”





「うも~~~なによこの問題ぃぃぃぃぃ~~~っ!!」

最近習慣となりつつある、火川神社で行われる『週末勉強会』。

高校生となって義務教育状態でなくなった今、例え世界を救う戦士とはいえ、学生の本分を疎かにしてはいけない。

そんななか、いつもならばとっくにシャーペンを投げ出しているはずのうさぎが、半分泣きながらも課題に取り組んでいた。

勉強会開始から2時間半。

ありえない光景だが、彼女の右脇にはすでに終えた英語と現代文の課題が。

残るは一科目。一番苦手としている数学のみ。

しかし、それもあと2問で終わろうとしている。


うさぎがこんなにも必死なのは、このあと恋人であるはるかが迎えに来るからだ。

理由はもちろんデート。

美味しいケーキ屋を見つけたから食べに行こう、と誘われたのは2日前。

2つ返事で了承したうさぎの表情が凍りついたのは数分後。

代わりに出された条件が、週明け提出することになっている課題を全部終えておくことだった。

当のはるかはそれらを既に片付けており、早朝から月末に行われる大会へ向けてマシンを走らせに行っている。

きっとまたメンテナンスグループを泣かせるほどエンジンを呻らせて、すっきりした顔でこちらに顔を見せることだろう。

普段同居人、いや家族に振り回されっぱなしなはるかの、唯一風を感じ、息抜きを出来る時間である。

そんな彼をみっともない状態で迎えるわけにはいかないと奮闘するうさぎの両隣には、課題どころか予習の必要さえない先生が2人。

「ケアレスミスはもったいなくてよ、うさぎ」

長く細い指先で指摘する右隣のみちる。

そして。

「続きは、分母を先に計算してから分子で割ってしまえばいいのよ」

と、美奈子の様子を見つつ、振り返る亜美。

それをじっと見つつ、レイとまことがふかーいため息をついた。

正直、うさぎがここまで頑張るとは思わなかった。

自分たちでさえ集中力が限界だと言うのに、いや、確かに無駄口は多いのだ。

「もう嫌だ」は50回くらい聞いたし、「わかんない~」など100回近く耳にした。

それでも、今朝から一度も課題を投げ出さなかった。

未来のクリスタル・トーキョーを背負う運命を課せられている以上、相応の知識を身につけておいてもらいたいというのがはるかの意見だ。

何世紀も先のことだが、脳というものは年齢と共に記憶力が低下してしまう。

「いずれ」など待っていられないのだ。

そんな気持ちも相まって、はるかは時折うさぎに知識の積み重ねを要求している。

うさぎもはるかの気持ちがわかっているのか、必死に食い下がる。

お蔭で、最近うさぎの試験結果は全て赤点なしだ。

2年次に上がる時でさえギリギリだった彼女にここまで影響を与えてしまうはるかにちょっと嫉妬する。

「ねー、まこちゃん」

「なんだい、レイちゃん」

1人、化学の問題集を解きつつ、隣で英語の課題と向き合っていた彼女に声をかける。

「あたし、美奈子ちゃんの気持ち、ちょっとわかった気がするわ」

「………同じく」

珍しくまことも苦い顔で頷く。

いつだったか、内部太陽系チームリーダーが言っていたのだ。

“なんっか悔しい!いっつもいっつも1枚も2枚も上すっぱ抜かれてる気がするっ!”

何を今更、とその時は思ったが、こういうことか。

「なんでかしらね~?」

「なんでだろうねぇ?」

「なにがだい?」

「だぁからぁ~~………え?」

「わぁっ!はっ「はるかさん?!」」

「できたぁぁぁぁぁっ!」

まこととレイの驚きの声、そしてうさぎの歓喜の叫びが重なった。

どうやら課題がようやく終わったらしい。

所要時間2時間45分。

すべての問題を自力で解いたわけではないが、課題を終わらせただけでもかなりの進歩だ。

「あらはるか、時間ぴったりね」

「当然。僕のお姫様のことなら」

「はいはい、ごちそうさま。
 うさぎ、髪、綺麗に結いなおしましょ」

「えっ、わっ!でっ、でもみちるさんの手を煩わせるなんて!」

課題を進めている時でさえ、何度も挫けそうになる自分を励まし続けてくれていたと言うのに。

慌ててポーチからブラシを取り出し自分で梳こうとするうさぎ。しかし。

「あら、私が結ってはだめかしら」

「ちっちがっ!そうじゃなくてですねっ!」

「こら、みちる。うさぎをあまり困らせるんじゃないよ」

「あら、はるかが独り占めしなければいいだけのことよ?」

「あっ、あの…はるかさん、みちるさんも……」

突然の冷戦勃発におろおろするプリンセス。

「いい加減似なさい、2人とも」

ぺし。

軽い音と共に呆れたような声で一喝したのは時々メンバーにアドバイスをしてはパソコンと向き合っているせつなだった。

「はい、終わりましたよ」

「えっ!せっ、せつなさん、いつの間にっ!」

「……ずるいわ、せつな」

「ぬけがけとは、侮れないね」

うさぎがはっとしたように自分の頭を手鏡に映した。

そこには綺麗に整えられたいつものシニョン。

子どものように頬を膨らませるみちるに、苦い顔で眉間に皺を寄せるはるか。

軽く弾かれた額を押さえている2人の表情にも、時の守人は涼しい顔で微笑した。

「あなたたちがうさぎさんをそっちのけで喧嘩を始めるからですよ。
 皆さんの勉強の邪魔なんですから、出掛けるのならとっとと行きなさい」

もっともな意見に一同沈黙。

最初に動いたのはやはりうさぎだった。

「えっ…と、せつなさん、ありがとございます!
 み、みんなもごめんねっ!はるかさんっ!お店閉まっちゃいますし行きましょっ!ほらっ!」

「あ、あぁ……」

『ごめん』

そういい残し、風の守護者は月の皇女と共に去っていった。

「ほらほら、皆さんもさっさと課題終わらせて下さいな。
 みちるが焼いたチーズケーキが出番待ちなんですからね」

「えぇっ!聞いてないですよ、それっ!」

「そういえば言い忘れてたわね」

「ちょっとーっ!みちるさん!」

「そういうことは早く言ってくださいよ!」

あっけらかんとしたみちるに、集中力が切れていた内部戦士がツッこんだ。

同時に状況一変。

課題を進める少女たちのスピードがぐんと上がった。

くすり、と残された外部戦士2人は微笑み合った。

そんなみちるとせつなの表情を盗み見ながら、亜美は「敵わないな」と一人思ったのだった。



FIN



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結局せっちゃんが最強?みたいな感じになってしまいましたが、実際どうなんでしょうね?
私の中では最強はみちる嬢な気もしますが。
はるかさんはなんだかんだでみちるさんたちに甘そうですからね。

ま。結局みんなうさぎちゃんが好きってことで(違)

このあとはるかさんとうさぎちゃんはデートでらぶらぶしてるが良いですよ。
それをうっかり星野が見ちゃったりしたりなんかして、打ちひしがれているといい(酷)



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