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さすがにメインをほうっておく訳にはいきませんので。

ね、ねむい…

確認のため、文字の羅列を追っていると睡魔に襲われます。(笑)

んで、舟漕いでて旦那に注意を受けます…だめじゃん、私。

とか言いつつ創作がやめられません。

今回の小説は(自称)メインのゼルリナです。
旅の途中のひとコマ。
ほのぼのです。

よろしければ、続きよりお楽しみ下さい。




-木漏れ日と共に-



side Lina


さくり

こんなところにいた。

あたしは足をできるだけ忍ばせて、旅の連れに近づいた。

かさ

気配を抑えて隣に腰を下ろす。

そこには大きな湖が広がるのみ。
周りには空に届かんばかりの木々が青々とした葉を茂らせている。
その中の1本の木に体を凭れさせ、連れの一人であるゼルは静かに眠っていた。

「疲れてるのね…」

あたしの気配に気付かないなんて。
ここのところ、依頼だ戦闘だと何かと忙しくてぴりぴりしてたものね。

鋼の髪が木漏れ日にきらきら反射する。

きれいよねー…

思わず手を伸ばしかけて…やめた。

折角の休息を邪魔したくない。
それに、綺麗だなんて言ったら、思いっきり渋い顔で睨まれそう。

今は隠れている、翡翠より透明で少し青味の強い瞳。
彼はその瞳で感情を表す。

怒りも、悲しみも、嬉しさも、疲れも、悔しさも。

ずっと見てきたからわかる。
恥ずかしながら。

…それにしても風が優しい。

あふ…

あまりの心地よさに包まれて、欠伸をかみ殺す。

滅多に見れないゼルの寝顔を堪能したい。
でも、あたしも結構寝不足だ。
盗賊いぢめではない。
昨日魔道書を読んでいて、気がついたら夜中の3時だった。

あーもーだめ。
我慢も限界。

あたしは観念して木に身を預けて瞳を閉じた。

今だけは、このままで居させて…



side Zel


「なんで、ここに…」

俺は思わず絶句した。

此処には確かに1人で来た筈なのに。

いつから居たのか、隣には亜麻栗色の髪の少女―リナ―

はぁー…

自分を落ち着かせるために深くため息を吐く。
日の傾き具合から見て、1時間ほど眠っていたらしいことがわかる。

隣に座っているリナは無防備にも熟睡しているようだ。

ふと、瞳と頬にかかる柔らかな髪を注意深く、そっと避けてやる。

やはり疲れていたんだな。

寝不足のせいで、表情に精彩を欠いて、目の下にはクマができているのを知っている。

昨夜は旦那も俺も爆発音で起こされることも無かった。
と言うことは、何らかの魔道書でも読んでいて夢中になりすぎたのだろう。

まったく…

苦笑とため息が同時に漏れた。

華奢な体に秘められた、溢れんばかりのパワーに憧れて。
瞼に覆われた深紅の輝きに惹かれて。
翻弄されっぱなしの自分にほとほと呆れる。
これも惚れた弱みと言うやつだろう。

あまりに気持ち良さ気に寝ているのを見ていると、再び睡魔に誘われる。
まぁ、たまには良いだろう。
俺は少しだけリナの方へ体を寄せて大木へ身を預けた。

せめて今だけは…このままで。



~fin~

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