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ごめんなさい!

本日はもうひと作品。

せつなさんのたんじょーび、お祝いできなかったので。
ほたちゃんメインのも書かなきゃだな…

今回は外部+セレなので、前世のお話。

前世のシルバーミレニアムに定期報告に降り立った2人。
その2人にセレニティから贈られたものとは…




-絆-






月の王国、シルバーミレニアム。
古代の最高レベルの知識とエネルギーを駆使した生命維持機能が織り成す大国。

そこに今日は、遥か遠い惑星より2人の戦士が定期報告に降り立っていた。

一人はショートにカットした淡い蜂蜜色の髪に、濃い空色の瞳を持つ、天王星を守護する飛翔の戦士―セーラーウラヌス
もう一人は深碧のウエーブした髪と紺碧の瞳を湛えた海王星を守護する抱擁の戦士―セーラーネプチューン

2人はいつも通りにクイーンに報告を済ませると、中庭へと足を向ける。
クイーンにプリンセスが待っていると伝えられたからだ。
通常ならば、配下である彼女たちが近づくことは赦されない立場にある。
しかし王女―セレニティ―は、何の躊躇いもなく彼女たちに笑顔を向けてくれる。
それは王宮内で守護を司っている4人の戦士にも訳隔てなく与えられていて。
孤独に戦い続ける2人にとってはそれが唯一の救いだった。

カタン…

中庭へ通じるドアを開けると、咲き誇る花々の甘い香り。

普段この花壇を手入れしているのは木星を守護に持つジュピター。
彼女の努力なくしては、この風景は維持できないだろう。
以前の記憶と変わらぬ華やかさにウラヌスもネプチューンも眩しそうに目を細めた。

「あ、ウラヌス!ネプチューン!」

『プリンセス』

純白のドレスにツインのシニョンに結われた黄金色の髪、そして蒼穹色の瞳がこちらへ駆けてくる。

「お久しぶりね、ウラヌス、ネプチューン!元気だった?」

「はい、プリンセスも健やかに成長されていると見えて嬉しいですわ」

「以前より背が伸びられましたね?」

2人の言葉に嬉しそうに頷くセレニティ。

「ところで、我々に御用があると伺いましたが?」

微笑するウラヌスに、セレニティがぽん、と手を合わせた。
そして、2人に目を閉じて欲しいと願った。
ウラヌスとネプチューンは顔を見合わせ、首を傾げながらも言われた通りに瞳を閉じた。

キン…

金属音が幾つか鳴り響く。

「―!!!!―」

唐突に左手に感じたぬくもりに一瞬体が強張る。
本能的に腕を払ってしまいそうになるのを懸命に堪えた。
すると、次に冷たい『なにか』が手首に巻かれたのを感じる。

「はい、もう良いわ。目を開けて頂戴」

「プリンセス…?」

「これは…?」

2人の手首にはシルバー製のブレスレットが着けられていた。

よく見れば、等間隔に何かが揺れている。

「これは!」

「まぁ…」

思わず感嘆の声を上げる2人。

ぐるりとブレスレットを囲むように飾られたそれは、セーラー戦士が守護する惑星のシンボルをモチーフにしたチャーム。
それもひとつではなく、守護戦士全員分。

「今年の貴女たちへの誕生日プレゼントなの。
 これを着けていれば、いつだってみんなと繋がっていられるでしょう…?」

『プリンセス…』

「…あ、あとね…帰りにプルートのところへ寄って貰えないかしら…」

そう言うと、淡い紫色のリボンがかけられた白い小箱を差し出した。

なんと心優しい少女だろう。
万感の思いにウラヌスもネプチューンも思わず涙が溢れそうになった。

孤独に戦う自分たちの為に、幼い王女が心を砕いて下さっている。
それだけでいつも感じる寂しさも虚しさももどかしさも浄化されていくようだ。
ましてやその存在すら特定の者にしか知らされていない時空の番人―プルートにまで。

「ありがとうございます、プリンセス…!」

「こんな素敵な贈り物…ありがとうございます…!プルートもきっと喜びますわ!」

「そうかしら、迷惑じゃない?」

「いいえ!プルートは時空の扉から、いつも…いつもプリンセスのことを気にかけています…
 きっと、プリンセスの御心をお届けすれば、プルートの心も癒されると思いますわ」

ネプチューンが若干言葉を詰まらせながらそう告げると、華が綻ぶように少女が笑った。

それから数時間後。
セレニティとの会話を楽しんだ2人は、彼女の望みを叶えるべく時空の扉へと降り立った。
突然の訪問者に驚きを隠せないプルートは、何かあったのかと危惧した様子で口を開いた。

「まぁ、ウラヌスにネプチューン…いつ振りでしょう…どうしたのです?」

「お久しぶり」

「お久しぶりね、プルート…
 今日は貴女にプレゼントがあるのよ」

ネプチューンは大切に胸に仕舞っていた小箱をプルートへ差し出した。

「これは…?」

「プリンセスからだよ。
 今年の誕生日プレゼントだって」

不思議そうにしている彼女に、ウラヌスが微笑んだ。
プルートは瞠目し、小刻みに震えながらもネプチューンの手から小箱を受け取った。
ガーネット・ロッドをウラヌスに預け、丁寧に丁寧にリボンを解き、箱を開ける。
そこには2人の手首を飾っているものと同一のブレスレット。

「付けて差し上げるわ」

ネプチューンが微笑みながら彼女の左手首に、プリンセスに贈られたブレスレットを嵌めた。
シャラ…と澄んだ音が胸に響く。

「これを…プリンセスが…?」

「そうよ、プルート…私たちも同じものを頂いたの」

「利き手じゃなく、逆手に付けて下さったんだ…戦いの時、邪魔にならないように…」

無意識かもしれない。
けれど、その心遣いが何より嬉しくて。
3人は遠く離れた王国に思いを馳せた。

与えられる優しさは孤独で凍えた心を溶かし、向けられる笑顔は頑なな性格さえ和らげてしまう。

唯一無二、絶対の存在であるプリンセス。

今年も貴女に幸あらんことを――

3人はブレスレットの中で揺れる月を模ったチャームに口付けた…



======================

むむむ…難しい…

前世の頃を表現するのって結構難しいですね(汗)
うまく表現出来ているかいまいち自信がないです…

もっと精進しなきゃだめですね…

遅くなりましたが、せつなさん、これからもはるかさんたちを宜しくお願いしますね!

はっぴーばーすでぃ!とぅーゆー!

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