FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ひさしぶりに書いてみました。


こんばんは、新月です。
頭がパンクしそうなくらいやりたい事あり過ぎ。


あ、ちなみに、先週の木曜日、健康診断だったのですが、
最近パソで文章ばっかり追ってたので視力落ちてるかと心配だったのです。
でも、大して落ちてませんでした。
心配して損した(笑)


さてさて、本日UPするのはみちる+うさぎです。

短いですし、シチュとか背景描写少ないです。
それでも大丈夫!っていう心の広いかたは続きより、お楽しみ頂ければ嬉しいです!





-貴女がいれば-



ふらりと立ち寄った雑貨屋。

消しゴム、シャーペン、ビーズのブレスレット、小さなクマのマスコット……
取りとめもなく、目的もなく、つらつらと店内を回る。

『あ』

ふと伸ばした指先が、他の誰かの手とぶつかった。

反射的に手を引いて謝ろうと顔を上げ――――

「うさぎっ?」

「みちるさん!」

そこに立っていた彼女は、蒼い瞳をこれでもかと見開いて、でも穏やかに、微笑み返してくれた。

「こんにちはっ!今日は一人なんですか?」

何気ない一言が、胸を掠めた。

「―――…っ…」

言葉を詰まらせる私に首を傾げ、やがてうさぎは考え込むように指先を口元に当てた。

一瞬の重い沈黙。

だけど。

「みちるさん」

「、え…、あ…なにかしら?」

「これ、はんぶんこ、しませんか?」

ぴっと差し出されたそれは、さっき私が手を伸ばし、うさぎの手とぶつかった先にあった品物。

蝶のモチーフが付いた、玉付きのアメリカヘアピン。

少しラメの入った、深い深いグリーンのそれは、本当は買うつもりではなかったのだけど。

棚を見れば、驚いたことにうさぎの手元にあるものが最後だったようで、そこには空になった黒いカゴが寂しげに取り残されていた。

「私、お会計してきますねっ」

「ちょ、え、うさぎっ!」

止める間もなく、彼女は奥にあるレジの方へ行ってしまった。

突然のことに頭が付いていかなくて、手持ち無沙汰になって……


なのに、それまで感じていた違和感が

抑圧されているような息苦しさが

重く澱んでいたのもが

まるで飽和するように消えていた……―――――


それだけのことに、ほっとした。

どうしようもなく、ほっとしてしまった…

「これも、うさぎのお蔭なのかしら」

呟いて、初めて気が付いた。

固く固く握り締めてしまっていた、両の手に。


「みちるさぁん!」

お待たせしました、と戻ってきたうさぎは、やっぱりいつもどおりの笑顔でいてくれて。


“あぁ、また救われてしまったわね……”


くすりと小さく笑って「ありがとう」と呟く。

「? みちるさん?」

「なぁに?」

「…え、と…いま………?」

「どうかして?」

「???」

「さ、折角なのだし、どこかでお茶でもいかが? ヘアピン、半分こしなくては、ね?」




=FIN=



*********************************************************

はい、いかがでしたでしょうか?

私のイメージなのですが、芸術肌の人って悩みが色々多そうなので、こんな風に書いてみました。
みちる嬢は特に自分の事以外も抱え込みそう。

些細な事だからはるかに言えばいいのに、なんとなく意地を張ってしまったところへうさぎと出くわした、な感じです。

ずいぶん寒くなってきたので、皆様、お体気をつけて下さいね!


P.S すいません!まだ編集中ですが、近日、わんぴの創作追加予定です。
   興味ある方、心の広い方は宜しくお願い致します。


関連記事
スポンサーサイト

<< どきどき。 | ホーム | こんばんは。 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。