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注:多分続きはありません(←すみません、続きます)


お久しぶりです、こんばんは。
寒さが一気に駆け込んできて、一気に雪が降って積もりました。(さむいですよ、ほんとに)
そのせいで眠気がハンパないです。

うpが遅れたのはこんな理由です(汗)

さて、今回の創作ですが、ぱられるです。

“もし、うさぎちゃんが内部戦士より先に、はるかさんとみちる嬢に会っていたら”と考えたら、こんな感じになりました。

えと、うさぎちゃんはみちる嬢のひとつ下の後輩。(同じ学校に通わせてみた)
その後、はるかさんと知り合いになる。という設定です。
苦手な方は要注意。
それでもOK!って言って下さる方は、下の続きからお楽しみ頂ければ嬉しいです。





**月と蒼穹のプレリュード**





はぁ~ぁ…

金色の髪をツインのシニョンに結い上げた少女は憂鬱そうにため息をついた。

「どうかしたの?」

「え、ぁ…うーん…ちょっと…」

深いエメラルド色の髪の少女の問いかけにも歯切れが悪い。
手元のお弁当も半分しか手を付けられていない。

ここは白樺学園中等部。
空は雲ひとつない青一色。
普段生徒がほぼ出入りすることのない屋上に、2人の少女がお昼ご飯を食べていた。


おだんご頭の少女は月野うさぎ。
建設会社社長の令嬢で、整った容姿に長く美しい金色の髪が特徴的だ。
頭脳のほうはいまいちだが、天真爛漫なその心は優しさに満ち、男女問わずファンは多い。

もう一人の少女は海王みちる。
同じく財閥の一人娘。
緩くウエーブした髪は海の色を溶かしたかのように深く、柔らかに揺れる。
ヴァイオリン奏者としてすでに音楽界で名を知られており、彼女自身も将来の夢を強く希望している。

周りから見れば対照的な2人だが、非常に仲が良く、お互い気兼ねなく話が出来る、唯一の存在だった。

そんなうさぎが憂いていると、放っておけない。
彼女は他者を気にしすぎて自分の気持ちを押し隠してしまうきらいがある。
だから、みちるは常に彼女のことを気にかけているのだ。

「話して頂けないのかしら?
 私には何でも話せって言うくせに…」

「えぁ…ち、ちがうんです!そ、じゃなくて!
 みちるさんにもくるでしょ、お、お見合いの話……」

「お見合い…って、この先来なくはないでしょうけど…私たちまだ中学生よ……?」

「そう、なんですけどね………」

俯く彼女の表情から、なんとなく全てを察したみちるは頭の中で考えを廻らせた。
唇に人差し指を当てて瞳を閉じること数秒。
みちるははた、と思いついて沈み込むうさぎに笑いかける。

「ねぇ、うさぎ。そのお見合い、今度のお休みなの?」

突然の質問に面食らったように大きな瞳を見開くうさぎだが、慌てて記憶を手繰り寄せた。

「え、え…と、はい……なんでしたっけ、ほら、この間まで建設中だったおっきなビル」

「プリンセスホテルのことかしら?」

「あ、それです!そこのフレンチレストランで食事だって言ってました」

言いつつ、お弁当の最後の一口を飲み込んだ。

その話の内容を聞き、みちるはとある提案を持ちかけた。

「じゃあ、その後お茶でもいかが?」

「お茶? みちるさんと?」

「えぇ。実はね、この間素敵な人と知り合いになれたから、うさぎにも紹介したかったの。いかがかしら?」

きょとんとしていた少女がみるみる笑顔になって大きく頷く。
その表情にみちるも満足そうに頷く。

「じゃぁ、待ち合わせ場所もそのホテルのラウンジにしましょ、移動する時間がもったいないし」

「はい、ありがとうございます!帰ったら、お見合いの時間知らせますね!」

無邪気な笑顔を咲かせる彼女は、そんなに人見知りが激しいほうではない。
むしろ、もう少し警戒心を持ってもいいのではないかと思うほどだ。

しかし、そこがうさぎのいいところでもあるので、みちるは何も言わない。言えずにいた。

その彼女が気乗りがしない風に顔を曇らせている。
という事は、相手の写真は見たものの、どうにも好きになれない雰囲気だったのだろう。
会う前から相手のことをどうこう言う少女ではないが、今の表情ははっきり“行きたくない”と言っている。

そこで、お茶会の約束を取り付け、彼女の憂いを消そうと思ったのだ。
会わせたい人物がいるのも本当だ。
みちるはサンドウィッチの最後のひとかけらを口にし、週末の予定に思いを馳せたのだった。




“むぅ……やっぱりこの人ニガテ~……”

天気のいい土曜日、うさぎは真っ白なワンピースにレモン色のボレロを合わせ、お見合いの席に着いていた。
しかし、どうにも目の前の人物に好意が持てずにいた。


地場衛と名乗るこの男。

端正な面立ちに均整の取れた身体にチャコールグレーのスーツが良く似合っている。

非常に優しい態度で接してくれているのだが、彼女にはそれが『気障』で『嫌味』に思えてしまう。

顔を合わせた早々に手渡された真っ赤なバラの花束。あれが決定的に悪かった。


にも拘らず、相手のほうは気にも留めず次々と話題を変えてはうさぎの心を捉えようとしていた。
相手には失礼だが、すぐにでも逃げ出してしまいたい心境でいっぱいだった。

すでに2人だけで放り出された庭園。
両サイドを彩る美しい花を眺めながら、衛の話に相槌を打ちながらも、頭の中はみちるが連れてくる相手のことを考えていた。

人見知りの激しい彼女が“素敵な人”と言ったのだ。
さらに言うなら、あまり一人で行動することがないので、何処で知り合ったのかも気になるところで。
男性か女性かすら聞けずじまいで、その人物の特徴もわからない。

「ところで、この後の予定は空いてるのかな?」

「へ…? あ、いえ…友人と会う約束をしているので、ごめんなさい」

突然の質問…いや、誘いに、うさぎは気まずげに、しかしきっぱり断りを入れた。

「そうか…じゃあ今度の週末はどうかな?」

「その日はヴァイオリンのコンサートを見に行く約束をしてしまったので……」

「残念だな。折角素敵な巡り会わせだと思ったんだけど」

断りの返事にも関わらず近づいてくる衛に思わず後ずさるうさぎ。
――――と、その背後から声がかかった。

「初対面の女性にあまりしつこく言い寄ると、嫌われてしまいますよ?」

澄んだ声。
それは、うさぎには聞き覚えのないものだった。

驚いて振り返ったそこには、顔立ちの整った、背の高い青年。

綺麗な亜麻色の短い髪、深い藍色の切れ長な瞳、すらりとした長身には濃紺のシャツに薄いグレーの春コート、そしてベージュのパンツをあわせている。

思わず見とれてしまうほどの美男子だが、自分の知り合いにこんな人はいなかったはず。
なのに、何故助けてくれるのか、うさぎは不思議に思っていた。

「失礼だが、どなたかな?」

「僕は天王はるかと言います。
 彼女は僕の知り合いの友人なんですよ。
 このあと会う予定をしていたので早めに来たんです」

突然現れた彼は柔らかく笑うと、そっと彼女の手を引き寄せた。

同じ初対面にも関わらず、天王と名乗った青年に安堵感の覚え、その手を軽くではあるが握り返す。
そのことに軽く驚きながらも、うさぎを安心させるように軽く微笑むはるか。

「彼女になにかあったら、申し訳ないのでね。
 ここは、大人しく引いて頂けると嬉しいのですが?」

「…っ…うさぎさん、また、連絡致します」

苦悶の表情を浮かべ、地場衛は去っていった。
彼が残していった台詞に若干嫌な顔をしつつ、繋がれた左手をじっと見つめるうさぎ。

「大丈夫だったかな?
 確か、月野…うさぎちゃん、だったね?」

「どうして…」

「君の友達の海王みちる、彼女に聞いていたんだ。
 おだんご頭のかわいらしい友達に会って欲しいってね…」

“み、みちるさんたら……!”

はるかの言葉に思わず赤面してしまう。
と、その時。彼の携帯が着信を告げた。

「もしもし、みちる?……あぁ、ごめん。いま、その彼女と一緒なんだ。………うん、あぁ、こっちこっち」

うさぎの手を離して一言二言と話し、顔を上げると、携帯を閉じた。
彼の視線の先には友人のみちるが微笑んでいた。

「あ、あのっ…!」

「うん?」

「ごめんなさい!お礼も言わずに……改めて自己紹介させてください。
 月野うさぎ、白樺学園中等部1年でみちるさんの後輩です。助けてくださって、ありがとうございました!」

緊張気味に頭を下げるうさぎ。
はるかはにこりと笑うと、自らも軽く自己紹介をしなおした。

「ごめんなさいね、遅れてしまったかしら?」

「大丈夫。時間通りだよ」

白い半袖ブラウスに濃紺のスカート、麻のストールを羽織り、マリンブルーの髪はポニーテールに結い上げたみちる。
はるかと並ぶとまさに美男美女。

そんな二人を口をあんぐり開けて見つめていると、

「こんにちわ、うさぎ。今日もかわいらしいわね」

「ぇえ!?そんな!み、みちるさんこそっ…その、綺麗だし!」

「くすくす、ね?かわいいでしょ? 私の大切なお友達よ」

「うん、素敵だと思うよ。
 こんな子を独り占めしてたなんて、ずるいな」

「あら、だから紹介したんじゃないの。
 さ、立ち話なんてつまらないから、ラウンジに行きましょうか」

「あ、はいっ!」

顔を朱に染めるうさぎの手を引き、みちるはにこりと笑った。


―――星の輝きに導かれ、またここに新たな出会いが生まれた。

しかしそれは、過酷な運命の幕開けとも言えた。

すでに古のものとなりつつある、『月の王国―シルバーミレニアム―』の物語。

その伝説が再び、始まろうとしていた…――――


~fin~


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


さて、いかがでしたでしょうか?

うーむ…もうちょっと捻りが足らない…かな?とか思いつつ。
私の頭では、こんな感じが精一杯でした(汗)
ぱられるはやはり難しいですな…


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